2010/02/01

星崎かのん問題、急展開

◆星崎かのん問題がついに動ナビに! 山が、動いた!
こちとら発売前から大騒ぎして(知人たちに煙たがられて)きただけに泣けたよ。もうね、なんでこの偽装問題が新聞に載らないのか不思議でしょうがない。しかし「あるある詐欺」とはうまいね。

◆1月30日、磯部涼5時間@高円寺・円盤、無事終了。
前田和彦くんによる磯部涼インタビュー、見事。
参加させてもらった鼎談パートは後半酔っぱらってしまい飛ばし気味だったけど、「Googleを知らないやつがカギ」という意見は本気。虹釜太郎さんも日記のタイトルでこんなことを書いてくれてうれしい。

磯部涼による前野健太ロングインタビューは緊張感あるエンタテインメントだった。
トークショウではなく、あとでまとめるつもりのインタビューを公開するのって、ホンイキのライターほど難しい。インタビュイー側はかまえるだろうし、原稿で削ることできますからみたいなオフレコ話もできない。素材として話の断片を収集し、あとで文脈に沿って構成するというのも、客前でやってしまうと流れとしてぎこちない。
そんなことは十分承知の上で行われた公開インタビュー。やはり所々、苦しそうな時間帯もあった。しかし、『ロマンスカー』前夜、前野健太がほとんど世間の評価を得ないまま、高円寺の安アパートでいまでも演奏される楽曲群を生み出していた時代のことを集中的に聞く、という仕掛けはさすが。ある季節にこだわることで音楽家の「ナゾ」を解き明かそうとする迫力を感じた。

それにしてもマエケンは早く歌いたそうだったな(そりゃそうか)。
インタビュー終わりで3曲演奏。新曲「コーヒー・ブルース」、「マン・ション」、そして、『ロマンスカー』のレコーディングで実際に使われた円盤備え付けのピアノを弾いての「東京の空」。
心なしか歌の輪郭がくっきりと。磯部くんがフリで「ここまでのインタビューはイントロでした。では歌ってもらいましょう」なんておどけてたが、インタビューがあったからこそ、だったと思う。

◆1月31日、自宅から激近のわりにめっきり行かなくなってしまった吉祥寺FOURTH FLOORで「頼むから静かにしてくれ」というライブイベント。ファンタスタスのおりんぽし(尾林星)や、吉祥寺バウスシアターのスタッフでもある井手健介くん、それから最近どっぷりはまっているけどライブ未見だったmmmが出るというので。

井手くんの演奏は意外にもニール・ヤングとかエリオット・スミスみたいな、近年あまり見ない(山中夏樹くんとかいるが)オルタナ弾き語り風情で、沁みた。全5曲中4曲がオリジナルで1曲が湯浅湾カバー(「シェーの果て」)、というバランスの悪さも最高。

おりんぽしはしょっぱなからオリジナル(?)カラオケを熱唱。存分にはじけたあと急にちゃんと弾き語るという、やはりバランスの悪さがおもしろすぎる。
銀河系ときみとぼく、みたいなセカイ系っぽい世界観(世界世界って)をすんなり受け入れてしまうのは、なんてったって「おりんぽし」だから。声、佇まい、音色、すべてがきまってる。

そして、mmm(ミー・マイ・モー)よかったー。
ここにきて急にジュディ・シルみたいな日本人女性SSWが増えてきたけど、みんな森ガールすれすれというか、"聖と俗"のワイルドサイドが足らんのよー(実際はともかく、音楽として)と叫びたい気持ちでいたところに、彗星のごとく現れた、不浄にして崇高な歌うたい。
いやー、まったく期待を裏切らない、素晴らしいステージだった。きっとバックステージでは日本酒の熱燗なぞをちびちびとやってるのだろう……妄想だけど。