2010/01/20

呪ウイルス

◆ノロやべえ。ただのカゼかすわインフルかと思いきやノロウイルスだったよ! シャアシャアシャア(←ションベンみたいなウンコの音)。
原因はおそらく土曜の夜に食った生ガキ。夕方届いたばかりのいいやつだったんだけどな……。

◆いま思えば完全に呪われるまでの猶予期間(ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間)だった日曜夜、神保町の明治大学に坂口恭平山下陽光のトークを聞きにいく。「WHAT AM I DOING HERE?」というワークショップ&トークイベントの一環で、テーマはそのまま「0円生活と場所っプ」。

ちょうど昨年6月にやった坂口恭平&梅川良満トークイベントの会場が素人の乱12号店だったんだけど、打ち合わせのとき坂口さんも梅ちゃんも「素人の乱」って単語すら知らなかったのが印象的で。たしかにあそこで話した多摩川生活の話って、資本主義のオルタナティヴをすでに「実現」しちゃっているわけで、坂口さんにしてみれば素人の乱どころじゃないってのもあっただろう。

そんな坂口さんと山下さんのトークは、お互いが40分ぐらい単独トーク(フリースタイル)をしてあとにちょっと対談、というちょっと変わった構成で、なんというか率直に言うとお互い手探りをしているうちにタイムアップが来てしまったという印象。とはいえ、例えば新宿駅の修悦体(山下)と東京駅の靴磨き職人(坂口)のように、着眼点が一見似ているようなところもありつつ、じつはぜんぜん違う指向性を持っていることもわずかに垣間見え。
その違いがようやくぶつかりあいとなって見えたのは、午前3時、打ち上げ流れの飲み屋でのこと。
酒の席のことを具体的に書いてもしょうがないので、ざっくりとした印象を言うと、山下さんは自らの意識/無意識に向かい、坂口さんは他人の意識/無意識に向かい、球を投げている。もちろんどちらもすごく面白い活動となってぼくらの前に現れるし、これからそうだろうから楽しみなのだ。

それにしても今夜、素人の乱セピアを舞台に、山下さんたちが計画しているすごいドッキリ企画の話を聞いたのだけど、呪ウイルスのせいでいけないのが無念だった。むちゃくちゃおもしろそうだったんだけどな。うまくいったのかなあ。

◆いま売りの『SPA!』にむっりみえっぱり別枠公演『ムートンにのって』の紹介記事を書いています。しかも、むっちりが一番大きい枠! コアな演劇ファンには分かってもらえると思いますが、これは我ながら快挙ではないかと。
でもホントそれぐらいの扱いをすべき公演だと思うのです。なんせ4年ぶりだから、みなさんもぜひ万難を排し、見逃すことのなきようにしていただければ幸いです。
なお、同じ号の「エッジな人々」には平田オリザ登場。鳩山首相の所信表明演説を「演出」した真相など語っているので、こちらもぜひ。

◆1月22日(金)発売『モーニング・ツー』の西島大介先生の連載「I Care Because You Do」の欄外(出張版「nu」)にて、コラムを書かせてもらいました。お題は「アイケア」の主要モチーフの一つでもある「X JAPAN」。
ぼくと宇波拓さんとで書いたのですが、さすが同い年(1976年生まれ)だけあって、X JAPAN原体験がわりと近かったなー。ちなみにこの原稿の仕掛け人である「nu」戸塚さんも1976年生まれです。