2009/02/26

パルプ・フィクション

なんか最近は基調モードが「寝ぼけまなこ」というか、終始夢ン中を漂っているような感じなんだけど、たまに目がぐわっと見開き、覚醒する瞬間がある。

Koakumaいま売っている『小悪魔 ageha』の巻頭に掲載された飯島愛追悼見開きは久々にきたなあ。ぐっとこみあげてくるものがあったよ。これは、愛ちゃんも喜んでるんじゃないだろか。

雑誌の矜恃。
ネットじゃできない。同人的表現はすぐ専門化するから。マニアックになってしまうから。
“雑”誌じゃないと見せられないハレーションが、非日常が、硝煙の匂いがあるんだよ。愛すべきパルプ・フィクションが。

ハレーションといえば、テレビ(地上波)じゃマッコイ斉藤さんが気を吐いてる。
でもって、これまたやっぱりなぜだか泣けてくるんだよなあ。



AV女優にいやらしいことをさせるんじゃなくて、あくまでタレントとして遇している(というか、彼女たちの大半はそんじょそこらのグラビアアイドルよりもはるかにプロ意識があり、クレバーだ)からこそのハレーション。

2009/02/25

雨ン中の、デメキング

うおっ、2月も終わりだよ……。
今月はいくつかお芝居など(どれもよかった)観たのですが……。

◆この本がようやく出ました――。

Amennaka
雨ン中の、らくだ』 立川志らく

ずばりいって、かなりの出来です。
このブログで僕が書いてきたような談志師匠の進化は、すべてこの本のなかで語られているといっても過言ではありません。志らく師匠が書いたのですから当たり前といえばその通りですが、でも、それを書けるのは志らく師匠をおいてほかにいないという現実もあると思うのです。
また、すぐれた談志論でありながら、同時に、志らく師匠の青春譜でもあるという『赤めだか』的な要素もふんだんに入っており、落語になじみのない方にもたいへん読みやすくなってます。
落語ってよくわからないけど、とりあえずホンモノに触れてみたいという方にもたいへんおすすめの一冊です。

◆それから、映画『デメキング』(3月7日よりロードショー)の周辺もどえらいことになってきました。

3月16日に映画公開記念ライブが開催されるのですが、そのラインナップがすごい。
大阪からオシリペンペンズに、話題沸騰中の相対性理論、そして――赤い疑惑!!
なんというか、デメキングの磁場なんだろうなあ。
もう、巻き込まれるしかないって。
映画『デメキング』公開記念LIVE
GENIUS FIGHTING!
漫画界最大の怪物的傑作『デメキング』の奇跡の映画化&劇場公開を記念して、
同作品及び原作者いましろたかしをリスペクトするミュージシャンたちが集結。
一夜限りのライブイベントを開催します!

◎LIVE ACT
 赤い疑惑
 相対性理論
 オシリペンペンズ

◎TALK GUEST
 いましろたかし(『デメキング』原作・脚本)
 寺内康太郎(『デメキング』監督)

【日時】2009.3.16(月)open 19:00 / start 19:30

【場所】club asia 東京都渋谷区円山町1-8

【料金】前売:¥3000(+1ドリンク) / 当日:¥3500(+1ドリンク)
※映画『デメキング』前売観賞券及び同半券をお持ちの方は当日料金より500円引き

【企画】SPOTTED PRODUCTIONS

【企画協力】株式会社ジョリー・ロジャー、株式会社太田出版

★お問い合わせ
club asia TEL: 03-5458-2551 MAIL: info@clubasia.co.jp

新しい予告編もやばすぎる!!

2009/02/14

「セクシー」という大海

日記が1月13日でとまってる……。
たしか翌日から取材で広島出張だったような。

1月後半は未曾有の忙しさでした。
漫画喫茶で3時間仮眠とって仕事に復帰、みたいなことを繰り返したせいで、ちょっとテンションがおかしかったかも。

20日、このインタビュー以来、ひさしぶりに五反田団・前田司郎さんにロングインタビューをしました。今回は主に小説についてがっつり聞きました。いま売ってる『クイック・ジャパン』に載ってます。

で、同じ日の夜には、湯山玲子姐さんにお呼ばれして日大藝術学部でゲスト講師をやりました
僕なんかが講師をするあれでもないのですが、コギャルを右翼セミナーに通わせたり、暴走族に●●で●●させたり、●●●に生卵ぶつけたり、本屋でプロレスをした話なんかを聞かせてくれということだったので、そのへんのことならと。
ちなみに学生たちの反応はというと……どうなんだろうなあ。笑いは起きていたけど、まあ、みんなマジメでした。
打ち上げでかわいい女子大生が加納貢さんの話を振ってきてくれたのがうれしかった。でもそんな女子って……(いや、とてもステキなことだとは思うが!)。

22日、ジュンク堂での前田司郎×佐々木敦トークもおもしろかった。

24日に渋谷7th FLOORで「豊田道倫presents 新春~男達の歌」。出演順に前野健太、加地等、都市レコード、豊田道倫。揃いも揃って色気のある男たち。8日のmap小田さんによる「男達の歌」も絶品だったが、豊田さんが企画するとなるほどこの空気。スケベぇだったなあ。

1月はこんなものか。

あとあれだ、2月に入ってからの話ですが、ついに出たルノアール兄弟『ユビキタス大和』の単行本が、第1巻から素晴らしすぎる!!

Yubi01ヤンマガ連載でも追っかけていることもあり、そのあまりの濃密さから、単行本でまとまったときにはちょっと胃もたれするかもという危惧もあった。けれども、そんな杞憂など吹き飛ばすようなはるかなるK点越え。
たしかに特濃であることは間違いないのですが、「セクシー」という概念のおおらかさがページの隅々にまで充溢し、最後にはユビの胸に抱かれたいとすら思えてしまう(スリリング!)から不思議。

「童貞」という川を下っていったら、「セクシー」という大海に辿り着いてしまったルノアール兄弟の今後が、というか「ユビキタス大和」の続きが楽しみでしょうがない。