2009/11/07

弁天湯VS前野健太

◆映画『ライブテープ』の公開記念で、前野健太@風呂ロック、ついに実現。すでにかなり予約が入ってきている模様なので、チケットはお早めにぜひ!

以下、完全に個人的な感慨。
初めての風呂ロックは第1シリーズのファイナルと銘打たれた「弁天湯VS遠藤賢司」だった。あのあと主催者の一人であるヒロキくんと知り合って、イラブチャーの閉店もあったりなんだりでしばらくごぶさたしている間に、こっちは吉祥寺の映画をつくったよなんて。そしたら日を空けずに、なんだ風呂ロックも再開かと。かくして、前野くんのライブが弁天湯で観られる運びとなった。ホントにうれしい。

◆10月30日には、前野健太とDAVID BOWIEたちが渋谷クラブクアトロのステージに。対バンが相対性理論と湯浅湾。おまけにオープニングでPHEWまで出たのだけど見逃してしまった(すばらしいステージだったらしい)。そういやPHEWずいぶん観てないないつからだろうとググッてみたら、自分がインターネッツに日記をつけた最初のページまでさかのぼっちゃったよ。

Maenoqua前野健太とDAVID BOWIEたち、一曲目が「背中」。おー、そうくるかと。前野くん、もろ風邪っぴきだったそうで、声が若干鼻掛かる。めずらしく歌詞も飛ばしてしまったりしてやや心配になるが、「3月のブルース」「友達じゃがまんできない」とハードフォークでたたみかけたあたりから俄然、空気をつかんでいく。久しぶりに二胡・吉田くんのギタープレイも炸裂。終わってみれば熱のこもったすばらしいライブであった。

相対性理論もやはりよかった。「相対性理論」というイリュージョンを起ち上げようとする繊細な手つきからしてすでに美しいもの。起ち上げる、といっても「降りてくる」のを待っている身体だったりもするのだけど。そのせめぎあいに磨かれ、やくしまるえつこのステージングがどんどん艶やかなものになっているのがすごい。

湯浅湾、「」もホントいいアルバムだったけど、なるほどライブバンドだわ。ルーズな演奏なのに牧野さんのギターソロだけが超絶なのも笑った。湯浅→PHEW→前野→やくしまる、とありえないリレーで「ミミズ」合唱。よいものを見た。

湯浅湾企画といいつつも、つまりは雑誌『スタジオ・ボイス』のフェアウェルパーティー的な意味合いも持ったライブイベントだったので、知り合いの編集者やライターやカメラマンに大勢会った。すばらしいスキルとハートを抱いた連中。まだまだ楽しいことやっていきたいね。

◆11月6日、豊田道倫with昆虫キッズ『ABCD』完成祝賀会@七針。
映像に、司会に、と岩淵くんが大活躍。イベント中にも指摘していた人がいたが、あるバンドやミュージシャンの記録を映像できちんとアーカイヴしている人がいるのは心強い。たとえば昆虫キッズには岩淵くんがいて、神聖かまってちゃんには竹内くんがいる。DVカメラ持ってりゃ誰でもいいわけじゃない。ちゃんとバンドと関係を切り結んでやっていくんだから、なかなか大変だ。

豊田さんのソロライブはここ最近観たなかでも出色の出来だった。
友川かずきばりの力強いストロークにピリっときた。まさかの「中央線」(THE BOOM)カバーは、サビの「中央線」がふっと抜けた感じが粋。中野から高円寺ぐらいの感じ。あれ? すぐ、みたいな。

◆祝・ゲラーズ再始動。ペイヴメントまで再結成して日本に来ちゃう時代だもの、どんどんやりゃあいい。楽しみにしています。