2009/06/12

まざったところが一番おいしい

◆まず8日、「動物大集会 vol.02」きてくださった方ありがとうございました!
今回はケンカにカレーにマジトークとホント疲れましたが、かなり充実の内容になったのではないかと思います。というか、時間もないのに、オリジナルカレー&その予告編(スライド)までつくってくださったマッスル坂井さんと松江哲明監督に感謝。クリエイターの底力、とくと見させていただきました。

だいだいどんな感じの流れだったかをついったーから転載。
●松江監督とぼくがプライベートの暴露をめぐって口論→客席の松江監督の彼女泣く→彼女の話聞く→「そもそもお前も悪い。なんで泣いてんだよ」「……」「ん?」「おなかすいてるの」

●マッスル坂井、カレーをふるまおうとする→「なんでお前が作るんだよ」→お互いカレーに一家言ある→「じゃあどっちが彼女を満足させるカレーが作れるか対決だ」→「その勝負、梅山岡士郎があずからせてもらいます」→美味しんぼのテーマソング→10分休憩

●松江、坂井両陣営、スクリーンを使って、映像作家の意地をかけたカレー予告編(プレゼン)→会場全員に両者のカレーが振る舞われる→審査員はお客さん全員(2票)&特別審査員として枡野浩一さん(2票)&ぼく(1票)&松江監督の彼女(2票)

●松江と坂井、作品と観客の評価についての心情吐露→お客さん審査(拍手の量)、僅差で松江【松江2】→枡野さん、松江だが、坂井もすてがたく、というか空気を読みふたり引き分け【松江3、坂井1】→ぼく、どちらも美味しかったが(ホントに!)、今日は坂井さん【松江3、坂井2】

●松江彼女「どちらもおいしかったけど、まざっている部分が一番おいしかった」→カレーのポエム(by重松清)朗読→「たしかにまざっている部分が一番おいしい。強烈な個性がまざるとこんなにおいしいものができる。それがこのイベントを通してぼくがみなさんに一番伝えたいことです」→10分休憩

●「あんにょん由美香」予告編上映→本編もみた坂井さんの感想や、由美香さんをめぐるいい話→キン肉マニアや「あんにょん~」にも影響を及ぼしたマッスルハウス5の話→「やってはいけないこと(だからこそ)をやってしまう」「作品はひとを傷つける」「それでもやるしかない」

●「たとえ10人でも伝わることを信じる。結果として100人に伝わっている」→「こんな時代に安易に感動(逃避)できるものはつくれない」→「高木三四郎とカンパニー松尾をいつか会わせたい」→「ライブテープ」の話→今年の松江哲明はすごい→ひとりの作家があるピークを刻む瞬間に立ち会える喜び

●「死なないでくださいよ」「引退してカレー屋でもやろうか」→次回マッスルは9月くらい→8月のDDT両国大会にも期待→「今日はみなさんありがとうございました。手作りカレーを食べたからには、みなさんはもう家族みたいものです。これからも応援してください」→終演

●ロビーで「あんにょん由美香」の前売り、飛ぶように売れる→購入者全員のチケットに坂井さんが松江監督の携帯番号を書き込んでいる。「松江哲明悩み相談室の番号です。なにかあったら相談してください。採用されれば映画化されます。採用されなくても、HMJMがAVにしてくれます」
松江監督の「彼女」については、かならず監督の日記を参照のこと。

ウソとホントを織り交ぜながら「ほんとうのこと」を伝える、という「マッスル」や松江映画のテーマにどれだけ迫れたかは自分でもよくわからないのですが、とにかくいま思うことはただひとつ。
あー楽しかった!

◆11日、「東京の演奏シーン4 ~片いなか想いのジオラマやろう~」@四谷地域センター10F音楽室。

前にも書いたと思うが、やっぱりあの夜景はやばい。
そして、ついに片想いを、見た! 演奏時間が短くて、ぜんぜん片鱗にすぎなかったけども、それでも片想いはオレの好きな片想いだった。もっともっと見たい。

片想い~ジオラマシーンという流れで、あだち麗三郎くんがあの空間の魔法のカギを握っているように見えた。逆に、あだちくんがこれまであそこでライブをやるときになにを大事にしていたかがよくわかったというか。だから、その気配のようなものについて、もうすこしだけこっちゃんにも考えてもらいたかった。すごくレベルの高いことを求めてしまっていることは承知で、なんだかそんなことをちょっとだけ思ってしまったよ。
でも間違いなくいい夜だった、うん。

いなかやろう、素敵なバンドアンサンブル。東京の夜景に「解散ソング」のイントロが重なり、背筋がぞくぞく、と。

◆たまには原稿仕事のことなども。

いま売ってる『BUBKA』で元・光GENJIの諸星和己さんのロングインタビューをやってます。これひさびさに緊張感あふれる現場でした。冒頭を読んでもらえればわかると思います。

相対性理論の特集で話題になっている『スタジオ・ボイス』の「Jポップ・アンダーグラウンド」という特集でレビューをちょこっと書いています。向かいのページが前野健太インタビューなんだけど、この写真がとってもよいです。梅川良満ワークス。

公式ブログでも紹介していただきましたが、今日ぐらいから店頭にならぶ『クイック・ジャパン』で映画「あんにょん由美香」の紹介記事を書いています。「あんにょん由美香」、かけねなく傑作です。

◆で、前野健太の写真も最高だった梅川良満と、いまぼくが同世代で一番やばいと思う男・坂口恭平のトークイベントが土曜の昼にあります。詳細は右のサイドバーにて。CINRAでも紹介されています。
かなりぶっとんだふたりのトークなので、「動物大集会」第1回の前田司郎×石川直樹、第2回の松江哲明×マッスル坂井を越えるカオス&「まざったところが一番おいしい」を目指したいと思っております。ぜひともお見逃しなく!

Ohasirock◆また、さらにサイドバーを見ていただくとわかるのですが、7月20日海の日に、『音楽と漫画』発売記念と「都会の迷子さん」の2周年記念を兼ねて、「大橋裕之ロックフェスティバル」というこれまた狂ったイベントを大橋裕之先生とハヤシライス佐藤くんとで企画しております。
客観的に見てもかなり旬で、キテる、豪華ラインナップじゃないかと自負しております。みんな一歩も引けないというか。
ちなみに「山」のアニメ化に挑むのは、こちらで竹熊健太郎さんに激賞されている岩井澤健治くんです。きっとすごい出来になると思いますのでご期待ください!

そんなわけでまた近づいてきたら告知しますが、ぜひとも早めにチケットを押さえていただければ幸いですー。
よろしくお願いします!