2008/10/24

童貞界にキューバ革命を

Wtc◆さきほどニューヨーク取材より帰国。海外旅行自体がほぼ初めて(小さい頃に一度、ハワイに行ったことがあるのみ)なのでなにをするにも「はじめてのおつかい」状態だったけど、かなり濃密で充実した時間をすごすことができた。
取材内容については、一緒に行った(そしてまだ向こうに残っている)磯部涼がいくつかの媒体に書くはず。もしかしたら自分でもどこかに書くかも。
写真は9・11で崩壊したワールドトレードセンター跡。

ニューヨークは土地の雰囲気が東京に似ていて(向こうで会ったニューヨーカーも東京に来て同じことを感じると言っていた)、ざっくりと掴んだ印象だと、マンハッタンは銀座、ブルックリンは下北沢とか吉祥寺、ニュージャージーは赤羽。勝手に言ってるだけだけど、だいたいそんな感じでいいと思う(ホントか!?)。

それにしても時差やばい! 時差ボケとかもそうだけど、完全に帰国日の計算を間違えて、22日のSPOTTEDイベントをドタキャンしてしまった。ナヲイさんおよび皆さま方、本当にすみませんでした!!

◆帰国して早々ネットしてたら、朝日新聞にルノアール兄弟『おれは魔物とくらしてる』の書評が掲載されているのを見つけた。
「登場人物はみな、(世間的にみれば)社会的立場は弱くとも、ワンアンドオンリーな世界観を持ち、かつ、どこか気高い」。
そうそう、この気高さがいいんだよな~。

27日(月)の発売記念イベントもお楽しみに!

2008/10/18

おれは魔物とくらしてる

◆タワレコイベント2連発、大盛況のうちの終えることができました。
お越しいただいた方々本当にありがとうございました!!

1日目の吉田豪さんによる豪華解説付アイドルカバーDJ&ECD×イルリメ×磯部涼によるライブセット。
どちらも営業中のタワーレコード店内というシチュエーションとあいまって、かなりとんでもない空間が現出していたと思います。自分で言うのもなんですが、目撃できた方はたいへんラッキーだったのではないかと。

トークショーも吉田豪×磯部涼という対称的な(それでいてどちらも素晴らしい仕事をしている)二人が話すことで、絶対ほかでは聞くことのできない、有意義な内容だったのではないかと思います。

2日目はタワレコの店員さんを悩ませていた幽霊を、マッスル坂井さんが見事に除霊。しかも本物のアーティスト、インタレスティング・タケシ氏が登場し、まさかまさかの尾崎豊(&『編集者という病』)祭り。ひたすら楽しかったです!

Renor◆タワレコに出現した幽霊が非常によく似ていたというルノアール兄弟先生の新刊 『おれは魔物とくらしてる ルノアール兄弟作品集』 が絶賛発売中です。

ルノアール兄弟先生に駄作なし! ですので必読の書であるのは言うまでもなく、漫ぶらぁ~・大西祥平氏をして、
「これはルノアール兄弟のホワイトアルバム……もとい『NUDITY』だ!」
と言わしめるほど、彼らの“生”の芳香が漂ってくる、珠玉の作品ばかりを収録。この米光一成さんのレビューも最高なのです!

発売を記念し、10月27日(月)に阿佐ヶ谷ロフトAにてイベントも開催されます!!
ルノアール兄弟作品集発売記念イベント
「おれたちは魔物とくらしてる!」

【日時】
10月27日(月)
開場18:30/開演19:30

【場所】
阿佐ヶ谷ロフトA(03-5929-3445)
JR中央線阿佐谷駅パールセンター街徒歩2分

【料金】
前売¥1,800/当日¥2,000(ともに飲食代別)
※前売チケットは9/27(土)より、阿佐ヶ谷ロフトA店頭もしくは
電話予約(03-5929-3445)、中野タコシェ、吉祥寺バサラブックスにて発売中。

【出演】
ルノアール兄弟(左近洋一郎、上田優作)
大西祥平(漫ぶらぁ~)
大橋裕之(漫画家)
松江哲明(ドキュメンタリー作家)
マッスル坂井(プロレスラー)
ほか

【映画上映】
『A・Y・A・K・A』(30分/2008年)
監督:大橋裕之
出演:前野健太、小林郁香、左近洋一郎

【ライブ】
前野健太

【司会】
九龍ジョー(ライター/編集者)
サノカエ(ライター/編集者)

【協力】
SPOTTED PRODUCTIONS
Ayaka01なんとこの日は、やはり今をときめく漫画家である大橋裕之先生の初映画監督作品『A・Y・A・K・A』も上映。
ルノアール兄弟・左近氏が銀幕デビューを果たした作品でもあります。

他にも前野健太さん(『A・Y・A・K・A』主演)のライブや、大西祥平さん、松江哲明さん、マッスル坂井さんなどルノアール兄弟先生ゆかりの方々によるトーク(&サプライズ)も用意しておりますので、ぜひとも足をお運びいただければ幸いです!

◆で、ぜんぜん関係ないですが、本日朝イチより取材でニューヨークに行ってまいります!
物心ついてから初めての海外旅行なもので、かなりテンパっています。連日のイベントづくし&通常業務に追われ、まだなにも準備していないという。 出発まで残り1時間強……。

2008/10/14

●●と音楽

世界恐慌が現実化するやもというさなか、のん気に告知モードで申し訳ないのですが。なぜだか今月、イベントが集中(自分にしては)しておりまして、どれも、ぜひみなさまに来ていただければと願うものでありまして、ここにご紹介させていただく次第です。

まずは今週、タワレコ新宿10周年記念イベントにて、吉田豪さん×磯部涼さん、松江哲明さん×マッスル坂井さん、という二つのトークイベントの司会をやらせていただきます。
どちらも入場無料です!
Shinjuku10th
タワーレコード新宿店10周年記念イベント

■吉田豪×磯部涼トークイベント
【日時】 10月16日(木)18:00~
【場所】 タワーレコード新宿店7Fイベントスペース
【料金】 入場無料

■松江哲明×マッスル坂井トークイベント
【日時】 10月17日(金)20:30~
【場所】 タワーレコード新宿店7Fイベントスペース
【料金】 入場無料
いちおうタワレコの特設サイト(←すげー見づらい!) によると、それぞれタイトルが――
「アイドルと音楽」(吉田豪×磯部涼)
「クリエイター(!)と音楽」(松江哲明×マッスル坂井)
となっておりますが、タワレコ曰く、あまり気にしないでよいとのこと。

ですので、 豪さんと磯部さんには、雑誌界の現状とか、ライター業についてとか、ヤンキー×オタク×サブカルをめぐる文化系っぽい話とか、その他、取材時のディープなウラ(バカ)話なんかを。
松江監督と坂井さんには、お二人の秘蔵映像などを肴に、バラエティ/ドキュメンタリーをめぐる映像やパフォーマンスの傑作をとりあげ、その凄さや魅力、可能性なんかについて語ってもらおうと思っています。
松江さんと坂井さんはその場で映像コンテンツをつくるかも(?)、なんて話も。

以上はあくまで予定ですが、どちらもこの日かぎりのかなり貴重なトークになると思いますので、ぜひとも足を運んでいただければ幸いです!!

そして翌週の水曜には、いま邦画界でもっとも勢い(自転車のペダルを踏む)のあるインディペンデントな映画プロデューサー・ナヲイさんの発行するミニコミ、『SPOTTED701』 のイベントに出演させていただきます。
「SPOTTED701」最新号発売&古澤健生誕36周年記念イベント
SPOTTED701,A-LIVE!【VOL.2】
Spotted7
9月末発売、早くも7号目を迎える不定期ゲリラZINE「SPOTTED701」の発売記念イベント第2弾が開催!
執筆陣の1人でもある古澤健監督の誕生日祝いも兼ねて、今回もライブあり、短編映画の上映あり、公開企画会議ありの盛りだくさんの内容でお送りします!

【日時】 10月22日(水) OPEN 18:30/START 19:30

【場所】 阿佐ヶ谷ロフトA

【料金】 前売¥1,500/当日¥2,000(飲食代別)

【LIVE ACT】
前野健太、見汐麻衣(埋火)

【GUEST】
古澤健(映画監督)
高橋ヨシキ(デザイナー)
松江哲明(ドキュメンタリー監督)
KaoRi(女優/ダンサー)
大橋裕之(漫画家)
坪井篤史(SPOTTED758)
九龍ジョー(フィクサー)

【MC】
直井卓俊(SPOTTED PRODUCTIONS)
篠原友希子(女優)

前売はローソンチケットにて発売中!
【L:39260】
僕自身、いまだ何をすればよいのかよくわかっていない状況(手がかりは「フィクサー」という別冊宝島チックな肩書きのみ)ですが、大橋裕之先生の紙芝居や前野くんと見汐さんのライブ、なにより古澤監督の最新短編の上映などもありますので、ぜひともお越しいただければ幸いです!

なんとCMまで!


そして、さらに翌週となる10月27日(月)には、ついに発売となったルノアール兄弟先生の新刊、『おれは魔物とくらしてる』の発売イベントを開催予定なのですが、長くなってきたので、これについてはまた改めて告知をさせていただきます!

2008/10/12

海が荒れている

光陰の矢のごとし。ラム会長のノド輪落とし。もう10月だよ。

2日、いましろたかし先生&長尾謙一郎先生のイベント@阿佐ヶ谷ロフトA。「マンガの描き方」もといマンガ家という人生。『デメキング』映画化が佳境とのこと。楽しみすぎる!

Akaigiwaku5日、赤い疑惑レコ発ライブ@下北沢ERA。ニューアルバム(大名盤!)にも参加しているアクセル長尾の父上・長尾カズ☆メヒコも登場し、シンプルに力強く奏でられる東京ファミリーストーリー。年甲斐もなく胸を熱くする。ラストの「まだまだ生きていくんだ」が沁みまくる。

6日、マッスル坂井自主興行@新木場1stRING。そもそもマッスル=マッスル坂井自主興行だったんじゃ? というつっこみもありつつ、インタレスティングタケシのリングアナ起用に爆笑。ひさしぶりに腹いたくなったよ。前日キングオブコント優勝を果たしたばかりのバッファロー吾郎と時空を超えて大喜利対決。そしてまさかのミスター高橋登場。いつもより小さな会場で、「自主興行」と銘打つからこそできることがある。坂井さんの興行の組み立て方の核にあるものを見せてもらった。マッスル坂井のホワイトアルバム。

10日、吾妻橋ダンスクロッシング@アサヒ・アートスクエア。ちょっと遅刻して快快の終わりかけから観る。吾妻橋、何度も来てる気がしてたけど、よくよく思い出してみれば第1回以来。なんかそれぐらいにあいまいな感じが心地よい。つまりは90年代のクラブ感覚×パフォーマンスアートだったんだなあといまごろ気づく。

永野はおもしろすぎ

2008/10/01

夏の思い出・8月後半&9月

Boze◆8月14日~18日、鹿児島方面へ旅行。秘境・トカラ列島の悪石島にて、「ボゼ祭り」という奇祭を堪能。ボゼやばいす。金沢での本屋プロレスの興奮冷めやらぬ時期だったので、いろいろ思うところがあった。ライブ、現場感、現前性、いまここ――けっきょくそういうことが、ぐひぐひヨダレ垂らすぐらい好きなんだよなあと。ちなみに悪石島は来年、地球上で今世紀最長の皆既日食(←特設サイト!)が観測されるとのことで、観光客の殺到が予想されており、これを悪石島の「2009年問題」と呼ぶらしい。なんせ人口80人弱の島に千人規模の観光客が来ちゃうかもしれないっていうんだもの。

◆8月27日、サンプル「家族の肖像」@アトリエヘリコプター。観客が上から目線……いや見たまんまだけど、面白かった。内容については、楽しみながら、同時に、いまどきこんな物分かりのよいテーマでいいのだろうか? という不満も若干残った。

◆8月30日、前野健太ワンマンライブ@古本酒場コクテイル。弾き語りでとっぷりと。大江千里とTRFのカバーも素晴らしかった。選曲の妙だと思う。アンコールで「だれかの」をリクエスト。早く音源でも聴きたい曲。

◆8月31日、素敵喫茶店ダーチャのなおさんの結婚パーティ。いせや公園店の2階。らしいなあ。初代バイトこと松倉如子さんの「てんとう虫のサンバ」に笑う。楽しすぎる。心よりお祝い申しあげます。宴が終わり、大橋裕之くんバサラブックスの福井さんと中野へ。タコシェで大西祥平さんに頼みごと。店内で、以前からお会いしたかった武蔵野ヘルスセンターさんを紹介していただく。ミニコミ『どくろく』やフリーペーパー『週刊車窓』を発行しているすごい人。どうもーなんつって大橋くんと吉祥寺に戻ってきたら、バサラブックスでまたもや武蔵野ヘルスセンターさんに遭遇。これはもう一緒に飲むでしょと、ハモニカ行き。したらば帰り、武蔵野ヘルスセンターさん、なんとウチから歩いて1分ぐらいのところにお住まいなのでした。

Nezumi◆9月1日、ねずみバンド・レコ発ワンマンライブ@東高円寺UFOクラブ。この日を待っていた!のに、会社に財布を忘れてオムスビ佐藤くんにチケット代を借りるハメに(まだ返してないので忘れないように)。それにしてもねずみバンド。この日以来のねずみバンド。でもやつらがこの間なにをしてたかなんてぜんぶ知ってるんだぜ。前回は都会の迷子だったね。やつらは迷子の天才なのさ。今宵はついにアジトに潜入。アコースティックギターの穴のなかで聴いたのは、優しさと素直さと残酷さの同居する――つまりは子どもみたいな音楽。いつまでもいつまでも聴いていたかった。というわけで、ねずみバンドの5曲入りスタジオ音源『月と約束』、リリースされました。みなさん聴いてみてください。ミニコミ『spotted701』の最新号にレビューも書かせていただきました。

◆9月3日、吉田豪大生誕祭@阿佐ヶ谷ロフトA。どうにも仕事が片づかず、打ち上げのみ参加させていただく。豪さんには公私ともに本当にお世話になっているにも関わらず、お話をさせていただくときいまだに緊張してしまう。まだミニコミだった『紙プロ』を表紙が擦り切れるぐらい読んでいた高校生の頃に戻ってしまう。帰ってきてから「おめでとうございます」の一言すら言えてなかったことに気づく。豪さん、誕生日おめでとうございます。いつも僕たちに最高の仕事を届けてくれてありがとうございます!

Maenopop◆9月7日、RHAPSODY vol.6@東高円寺UFOクラブ。ニーネを中心とするライブイベント「ラプソディ」。こちらで「都会の迷子さん」とともに特集されたりなんかしております。この日の出演者は前野健太とDAVID BOWIEたち/ミワサチコ・バンド/ザ・ムンズ/ニーネ/埋火。前野健太とDAVID BOWIEたち、なんとこの日のドラマーはPOP鈴木!! 『welcome』の頃のさかなのライブを大事な宝物として記憶している人間からすると、この邂逅はうれしすぎる! 本人には申し訳ないけど、吉田くんの二胡も勝井さんのヴァイオリンに見えてきてしまったよ。しかしマエケンはマエケン。ゲラーズ・大久保くんの無骨なベースもよかった。またこの編成で観たいなあと思ったら、11月8日にもやるみたい

Alte1995jpg◆9月11日、渋谷にて、伝説的なテキストサイトの管理人(現在でも特権的な影響力を持つ方)と「1995」をお題に飲む。ちょうど1995年特集を組んだ『月刊オルタ』(最近リニューアルしていい感じ)に書かせていただいた杉田俊介さんの『無能力批評』の書評も読んでいてくれて、ざっくばらんに距離をつめて話す。いろいろ思い出したですよ。さて、これは気合いを入れねばという予感。

◆9月16日、天にも昇るような取材と恍惚。生まれて初めて、取材現場でサインをいただいてしまった……。

◆9月20日、オンチ映画祭@町田市民フォーラム。ついにベールを脱いだ大橋裕之初監督映画、『A・Y・A・K・A』。なんとか上映にこぎつけた感もありますが、素直に面白かった! 途中から観た松江哲明監督も太鼓判の出来。さらに修正を加えて、10月27日阿佐ヶ谷ロフトAで開催されるルノアール兄弟新刊発売イベント(詳細はのちほど)にてお披露目予定です。お楽しみに! それにしても松江監督の日記にもある勝又悠監督、強烈だった……。僕も3本~5本ぐらい取られてしまいました。

◆9月21日、銀杏BOYZライブ@渋谷ラママ。酸欠と脱水症状で死ぬかと思った。ダマとなっての演奏を、文字どおりカラダ全体で浴びる。まだこの期に及んでギンナンショックを喰らっていない同世代のすべての友へ、この元気玉みたいなエネルギー体をぶつけて回りたいと思ったよ。新曲「ボーイズ・オン・ザ・ラン」、意外にも銀杏には珍しい男気ロック。そうこなくちゃ。「あいどんわなだい」にいつなんどきなんどでも背筋が震えてしまう。完全に人生に刻み込まれた一曲。

◆9月22日~10月1日、忙しかった。こんなこと書いたところでどーにもならないことだけれど……アイダ、行けなかった!!!! 自分で自分にびっくりだよ!! アイダ、行けなかった!!!! 6~7年ぐらい前の自分に教えてやりたいよ。「なんとおまえは、アイダの初来日(しかもおそらく最初で最後の来日)、二回も東京公演あったのにどちらも行けないぞぇ!」って。気が狂うと思うよ!! アイダ、行けなかったよ!!!!

Ida - The Weight of the Straw