2006/04/24

いつか死ぬ いつか絶対死ぬ

◆天気がぐずついたり寒暖の波がせわしかったりで、カラダがだるい。重い。カゼはいやなのでイチゴを買い込む。毎年この時期は安い。そこいくとキウイは季節感ないね。ビタミンCはあるけど。キウイってなんでわざわざ「キウイフルーツ」て言うんだろうトラアニマルみたいなって言ったら、ばか、キウイは鳥の名前だよだって。ドラゴンフルーツみたいなことことらしい。似てるもの+フルーツ。それならわかる。でもグレープフルーツはわからないなあ。グレープも果物でしょ。トラアニマル=カバ、みたいなことでしょう。なんでだ。ちなみにグレープフルーツが酸っぱくて食べられないというお子さまにはちょっぴり重曹をかけてあげるといい。NaHCO3+H → Na+H2O+CO2+Na

◆やっぱりカゼかな。しばらくはゆっくり本でも読みたい。ちょうど仕事も空いてきたし。

◆先週は月曜に野鳩「なんとなくクレアラシル(愛蔵版)」、木曜に新宿末広亭の夜の部へ。

野鳩、バカバカしくていいな。たしかにマンガ的でペラい。天久聖一とか長尾謙一郎テイスト。アンド中学生日記。実際に観るとバカなのに動きは厳密だしセリフも禁欲的だし、やたら効率が悪いことやってる人たち特有のトホホ感がにじみ出てて愛らしかった。軽自動車なのに燃費悪いみたいな。その溢れるムダ力が愛おしい。

◆末広亭は立川藤志楼こと高田文夫先生の10年ぶりの高座が目当て。10日休まず出演してこの日が楽日。小遊三副会長の粋な計らいもあってトリになったんだけど、肉体疲労のピークか、10日乗り切った開放感からか、落語は野ざらしのさわりをやっただけであとはフリートークスタイル。9日目までは毎日ネタ替えてちゃんと演ってたらしいのでちょと残念。でもまた高座姿を見れてよかった。末広亭はお祭り騒ぎでした。

◆「ウタモノの夕べ」来てくれた方ありがとうございました。大学時代の同級生が何年かぶりに会いに来てくれてうれしかった。芝居をやってた女の子で、なんと彼女とは97年、「カラフルメリィ」公演の本多劇場で偶然顔を合わせたのがきっかけで仲良くなったのだった。でやっぱり彼女も再演観ていたりして、ちょっとしみじみトーク。9年もたったのかー、でもたぶん100年後にはみんな死んでるしねー。

◆家に帰ってきたら、実家から電話。母方の祖母が亡くなったという。ウソのようなホントの話。90オーバーで老衰だから大往生でしょう。これから大阪へ行ってきます。

◆あ、ウタモノの前に前田司郎さんが教えてるENBUゼミの卒業公演「ノーバディ」も観に行ったのを忘れてた。出演者20人全員が五反田団ムーブ(床でごろごろ)を連発するすごい芝居。最強の「卒業公演」だと思う。生徒冥利につきるような。そういやこれもみんないつか死ぬって話。あたりまえすぎてつい忘れがちだけど、やっぱいつか死ぬよね。いやホントは忘れてないんだけどさ。

2006/04/20

コミットしたりしなかったりする諸々

Comit◆3年ほど前、つい軽い出来心でつくってしまった映像作品『コミット?』を、出演者でもある映像技術部の松田くんがウェブ上にアップしてくれました。03年の時点ではまだもの珍しかった「萌え」や「メイド喫茶」もいまや日常語だし、作品として世に出せるレベルじゃないのでこっそりとフェードアウトさせたかったんだけど、見直してみたら意外とおもしろいカットが。自分でゆってちゃおしまいだが。けど、コピー機の上で紙のはじっこそろえるところとか、カッターナイフあてるために息を止める瞬間とか、けっこういい。メディアがオタク、オタク言うのもいいかげん食傷気味ではあるけれど、こういうかたちでオタクの「息づかい」まで捉えたものってそんなにないような気がする。ここの「クチコミ200字評!」というコーナーで清水さんが「人生で一度は体験する『学園祭前夜の団結』を思い出させ、特に文科系のヒトはホロリとします」て書いてくれてて、まあかっこよく言うなら『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』のアレなわけで、まだうまく語られてない(けど当人たちはみなビンビンに感じている)オタクの魅力のある側面が詰まっているのはたしかだと思う。作品としての出来はさておき(しつこいか)。

◆今週の日曜(23日)、『ウタモノの夕べ』やります。懲りずにやります。4回目です。オシャレイベントじゃないです。やるたびに人も増えてていい感じなんだけど、そろそろこけそうな予感も……。今回は昼3時から夜の8時、9時ぐらいにかけてだらだらやるので、はじめての方も気軽に立ち寄ってもらえると嬉しいです。場所は三軒茶屋のマナマナというお店です[map]。

◆『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』、ついにAmazonでは品切れ! 現在、ユーズドでは定価2倍の値がついております。すげー。この期に及んでまだ手に入れてないうっかりさんは本屋で見つけて即ゲットすべし。メディアも先週の『週刊新潮』を皮切りに、毎日新聞、『週刊朝日』、『アサヒ芸能』、『プレイボーイ』……と続々掲載予定となっております。この目では確かめてないのですが、なんと読売新聞には先日のロフトプラスワン・イベント(大盛況! ご来場ありがとうございました)のレポートも含めて3度も記事が掲載されたそうです。ナベツネ手打ちだワッショイ!

2006/04/17

NYLON100℃ 「カラフルメリィでオハヨ」

Colorful

00年から02年くらいまでほとんど演劇を観ない時期があって、五反田団に衝撃を受けてまたいろいろと観るようになったのだけど、その空白の前の時期、大人計画とナイロンは自分にとって王様だった。当時は『シアターガイド』片手にミュージカルから文学座までほとんどフィルタリングしないで観まくってたし、お笑いライブなんかもずいぶん観たと思う。あとプロレスとか。それでも自分の知るあらゆるエンターテイメントのなかで大人計画とナイロンは傑出していた。この2つの劇団のチケットを手に入れるために上大岡のチケットぴあに朝8時から並んだ。「高田笑学校」でもそんなことしなかったのに。

なかでも大人計画なら「生きてるし死んでるし」、ナイロンなら「カラフルメリィでオハヨ」は忘れがたい作品。どちらも「生」と「死」のことを扱っていながら、話の大半を埋めつくす「どうでもいいこと」があまりに圧倒的で。そのくだらなさにゲラゲラ笑っているうちにコツンとつきあたるたしかな感触は、『ぼくといっしょ』の「人生って何?」ってセリフに通じるものがあったと思う。

そんな「カラフルメリィでオハヨ」の再演を観にいったのが先週の水曜日。場所は97年版とおなじ本多劇場。幕が開いた瞬間息をのんだ。舞台装置もみのすけの体育座りもあのときのまんまだったから。ストーリーもキャストもほぼ一緒。9年前の自分を追体験しているような気にすらなった。ほんとうに不思議な気分。あのときのトキメキはもう、ない。たぶん予備知識なしにいまこれを観たとしたら、なんのひっかりもなくスルーしてしまうだろう。でも、おもしろかった。犬山犬子がまったくおなじ演技をしてて、やっぱりおもしろかった。最後の曲がやっぱりよかった。「100年後にはみんな死んでる」みたいな曲。音楽使いのセンスがずば抜けていた。あのときのまま。

戯曲を大幅にいじるならともかく、なんでいま「カラフルメリィ」なんだという思いはある。劇場を押さえるタイミングと多忙すぎるケラの執筆時間、その他もろもろ大人の事情という話もある。でも「9年ぶり」という中途半端さや、まんま再演というだらしなさがよかった。こちらもおもわず観ちゃったじゃないかって感じで。なんだよ、懐かしいじゃないかよって。

2006/04/13

この日記の69%はヒロシNaで出来ています

Nip04081 Ecd0408

携帯電話というものを手にして以来、待ち受け画像をヒロシNa以外にしたことのないウメヤマが先週の土曜、ニプリッツとECD+イリシット・ツボイのライブに行ってきました@東高円寺UFO CLUB。

Nip04082ターンテーブルぶん廻したりレコード割りまくるイリシット・ツボイとガチでやりあうECDもカッコよかったけど、やっぱりヒロシNaだわ~。

ヒロシNaのぽこんと出たおなか。あん中にはきっとウッドストックのときのカルロス・サンタナの鼻毛やラスト・ワルツのときのニール・ヤングの口臭に通じるやばいもんがいっぱい詰まってるのだ。Tシャツのいまにも飛び出しそうなピョン吉を見てほしい。これならスライストーンとのユニフォーム交換も余裕しゃくしゃくにちがいないさすがヒロシNa!

キング・オブ・心中

Sintyou_1◆『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』じわじわときてます。先ほど確認したところアマゾンで121位! あまりの過激さに度肝をぬかれたと今週売りの『週刊新潮』も3P大特集で報じております。しつこいようですがマジにいつ●●になってもおかしくないので、気になる方は早めに手に入れておいたほうがよいかと思います。

◆先週の月曜、マンションマンションの「キング・オブ・心中」を観たのだった。いつ以来か思い出せないくらいごぶさたの下北沢OFF・OFFシアター。そしてこんなにスピーディーで、笑えて、あたま空っぽにして楽しめる芝居も久方ぶり。イキウメがあまりにもダメだったので、もう「小劇場」くさい演劇はうけつけないカラダになってしまったのかと思ってたらぜんぜんそんなことなかったよ。面白いものはやっぱり面白いのだった。リリパの客席でゲラゲラ笑いながらちくわを拾ってたあの頃を思い出したり。「痛快!」「観てて疲れない」「あとになにも残らない」結局こういうの好きなんだよなあ。映画でも『ベスト・キッド』とかいまだに最高だもの。

◆『ベスト・キッド』といえば、ミヤギ老人ことノリユキ・パット・モリタ、昨年11月に亡くなっていました。気にはなってなけど、あらためて合掌。ぼくのハイスクール・ララバイを捧げます。迷惑かもしれないけど。もって瞑すべし。

2006/04/12

『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』

続く、としながら放置すみません。ごっつい感じになってしまったのでもう少し整理できたらアップするようにします。けしてオナニーしてるうちにどうでもよくなっちゃったとか、悪食三兄弟を改心させるために悪食の大食いをして腹をこわしたとかそういうことではないので……。伝説のトラッカー・一匹狼の走吉さんSAID「もう誰もせかしはせん… ブログはゆっくり更新してくれ…」

それはそうと!いつのまにかこんなトンデモない本がドロップされております!!

Housoukinshi_1
快楽亭ブラックの放送禁止落語大全
快楽亭ブラック(著)
¥1,785税込/洋泉社

下ネタはもちろんのこと、皇室ネタ、宗教ネタ、すべてノーカット収録。しかも付録CDには「道具屋2006年バージョン」(ファンにはおなじみ「アレ」の最新版が入ったバージョン)も完全収録。はっきりいっていつ●●になってもおかしくない奇跡の一冊です。可及的速やかに手に入れておくことをオススメします!

なお発売を記念して今週の金曜、4月14日に新宿ロフトプラスワンでイベントが開催されます。ブラック師匠の高座のほか秘蔵映像なども公開。そしてゲストになんとあの寒空はだかさんが! タワ~タワ~東京タワーにのぼったわ~。いったいどんなイベントになるのか見当がつかなくもあるんですが、ぜひとも足を運んで頂ければ幸いです!
『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』出版記念
快楽亭ブラック毒演会 ロフトプラスワン寄席
ブラックが待望の新刊『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全』(洋泉社)をひっさげプラスワンに登場! テレビ、ラジオはもちろん、寄席さえ出入り禁止になるほどのヤバネタの数々が無法地帯・歌舞伎町の地下で遠慮なく炸裂!

4月14日(金)
18:30開場/19:30開演
1500円(飲食別)
出演:快楽亭ブラックほか
新宿ロフトプラスワン[→地図