2006/03/22

円楽のとなりに

円楽のとなりに座るのも夢じゃないって書いてから一週間もたたぬうちに円楽カミング。しかもこのページのおかげで傾向と対策もばっちりだ。ようするに番組的にこんなキュートな女の子も笑点ファンですよってのをアピールしたいがため、円楽は若い女性のそばに座る傾向がある、と。ただそういう女子の近場をゲットしても、自分の席が円楽席になってしまったらすべてが台無し。軍艦ゲームみたい。

円楽のコメント「明るい職場に冷たい家庭」って、円生が好んで色紙に書いた「今はただ飯食うだけの夫婦なり」って川柳を思い出すね。一門の伝統なのかな。「今はただ小便だけの道具なり」とか。そして円右師(芸協)は前立腺ガンで逝く――。合掌。

前立腺ガンの予防にはオナニーがてきめんなんだ。これホント。

先週のことから。

◆13日(月) チェルフィッチュ「三月の五日間」
ここ最近の作品より、ずっとエディット感覚みたいなものが出てた。だもんでビール飲んでぽーっと酩酊したりはできなかったけど、でもやっぱりおもしろスリる。内と外、こことよそ、めずらしく輪郭のはっきりした話。フレーズをパーツとして扱おうとすればするほど、滲みでてしまう生っぽい部分がぐぐぐっと迫ってくる。トータスのライブで、その肉体感覚に圧倒されてしまうときみたいに。デモのシーンなんてほとんどコントみたいな状況なんだけど、やばいくらいに生々しかった。なんだあれ。あと照明がすばらしすぎる! スペシャな感覚がベタになるラスト、最高。

◆16日(水) イキウメ番外公演「短篇集 Vol.1 図書館的人生」
なんか巧い。ただただ巧い(ものを目指してる)。話運びは凝ってるし、絶妙のタイミングで音楽(FRIDGEとか)がなるし、もうお客さん泣かせるでー、みたいな。ザ・小・劇・場!! 文句のつけようがない。こちらもさすがに分別がつく歳なので、粛々とキャラメルの箱に仕舞うだけのこと。だいたい昔からシアター・サンモール(今回はサンモール・スタジオだけど)で観た芝居はことごとくキャラメル味だったわけで、はじめからそういうモードで楽しめばいいだけの話。

◆17日(金) サンガツ・ライブ
「三月の5日間」がサンガツの「Five Days」だなんて言われるまで気づかなかったよ。でも「Five Days」をはじめて聴いたときのことは覚えている。お茶の水のディスクユニオン。浮かんでくる風景があった。四畳半の部屋から開け放った窓越しに見る町並み、景色。こう書くとナイーブにとられかねないんだけど、実際にはもっとこうスカッとした感じ。サンガツって語感もそう、なんか早起きして部屋の空気を入れ替えるような健全さと新鮮さがあったなあ。

あれから7年近くもたっちゃって……なんか変わったのかな。オレかな、サンガツかな。もう風景は浮かんでこない。かわりに音そのものの手触りがそこにある。そう、サンガツの新曲はかなりよかった。