2005/06/28

PRIDE GP 2005 2nd ROUND

会場の温度を1度あげてた(これのせい)のもあってか、それなりに熱気に包まれたミドル級GP二回戦でございました。日本人にとっては過酷な現実が突きつけられる中、カズ中村がひとり気を吐きひょうきんプロレスを見せてくれたし(クールビズみたいな道衣脱いだ瞬間にパンチをもらってKO負け)。そんなとこでカズまでチーム・マイナス6%入りをアピールしてどうすんだよ!

それにしてもヘビー級はレベルが上がりすぎちゃって、老婆心ながらこの先の興行を心配してしまうよ。金メダリストでなおかつ総合用に相当トレーニングを積んできたとしてもまだまだノゲイラに余裕があったりするんだもんな。求むニューカマー!! ただしそれは西島洋介山ではないと思う。

2005/06/26

DRAGON GATEとDragondoor

仕事がらみでDRAGON GATE観戦。闘龍門(DRAGON GATEは闘龍門から分裂してできた団体)は日本初上陸したとき横浜文体で観てて、それ以来だから6年ぶり。当時はかなりルチャルチャしてたけど、今回観た試合はどれも飛び技は控えめ(後楽園向けだったのかも)、四天王プロレスとか新日ジュニアっぽい感じ(あとやっぱ邪道外道か)。ただ違うのは全員がイケメン&セクシーだということ。そりゃ女性に人気でるよ。メインの媒体もプロレス雑誌じゃなくて『ぴあ』だっていうだもん。

DRAGON GATEはお台場毎日プロレスとかフジテレビのバックアップを受けてるわけだが、闘龍門残留組の方にはなんとライブドアがついたっていうのはできすぎだろ。団体名なんてDragondoorだよ。これはアングルなの!? ライブドアはいつもそうだ。虚と実の配合が絶妙すぎ(=生々しすぎ)。もちろんホメてる。

明日はPRIDE。当日地上波放送もあるけど、やっぱり行くことにした。

2005/06/20

ルノアール兄弟オフ

土曜は矢部さんの写真展へ。二三年前はじめて見せて頂いたときとタッチがずいぶん変わっていて、その変わりようがとてもよかった。京都に越すというので家賃を聞いたらずいぶん安い。というかこちらがやっぱ高すぎなんだよなあ。

夜、懐かしい人と長電話。久しぶりすぎておたがい敬語多め。でもあとから送られてきたメールには「酒井法子の初期シングルを聞け!」てエラソーに書いてあって嬉しくなる。

日曜は行く予定だった佐藤真×稲川方人イベントをパスして「ルノアール兄弟」コミュのオフ会へ。人生初のオフ会参加。ニックネーム@ミクシィで呼んだり呼ばれたりしたけどなーんも抵抗なかった。グレート・ルノアールなお二人を目の前にしてニックネームか本名かなんて些細なこと。現時点でのマスターピース『獣国志』に曹操のイラスト入りサインを頂き悶絶。それにしても同業者率が異常に高かった(昔の同僚にも再会)。

石川忠司さんの新刊がもう出てるらしい。もろもろ片づけて早く読まなくては。月末には保坂さんの小説論(『新潮』の連載をまとめたやつ)も出るみたい。

2005/06/19

Musical Baton

こういうものは「参ったなー回ってきちゃったよー」ってスタンスが一番かっこよさげなわけで、人に頼んで回してもらうなどという行為はもっともイケてない部類に入るのでしょう。それをやってしまったのがかくいうワタクシめでございます。solosoloのBYEさんにネゴシエーションして回して頂きました。感謝。恥を忍びそこまでする理由はただ一つ。バトンが回せるから。回すことにかこつけてぜひともご紹介させて頂きたい方々がいるから。

― Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
6.85G
なぜかACIDのループ素材がけっこうある。CDをリッピングする習慣はまだない。

― Song playing right now (今聞いている曲)
Tour Is War / Josh Martinez (『Midriff Music』収録)
自称「冬のブルーズのためのサマーミュージック」って! かせきさいだぁ≡ゴコロを直撃。

― The last CD I bought (最後に買ったCD)
What Comes After The Blues / MAGNOLIA ELECTRIC CO.
いつのまにか新譜でてた。

― Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
32 Flavors / Ani Difranco
Blue Monday People / Curtis Mayfield
赤い戦車 / 戸川純
ロングシーズン / フィッシュマンズ
Oneway Generation / 本田美奈子
5曲はきびしー。

― Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)
きたー!これこれ! 以前からアンテナに入れてくださったり、こちらからものぞかせて頂いてる素敵サイトをバトンでもなんでもかまわないからご紹介したかった。ネットの喧噪から離れて穏やかにやっておられる方たちなので迷惑かもしれないけど、こんな機会でないとなかなかリンクもできないのでお許しください。スルーしてもらって一向にかまいませんので。では、参ります――

一人日記のmasakitiさま
西日本(広島ですか?)に住んでおられます。この方の日記を読んでるとあたりまえのことだけど、同じ音楽を聴いてても見てる風景が違うのはとても不思議で楽しいことだなあと思ったりします。

濡れ手で阿波踊りのナカヤマさま
この方は以前、勝訴505というかなりオモロなサイトをやっておられました。しばらく姿を消しておられたのですが、いつのまにかブログを始めており、しかもディランやデッド等についてけっこうな頻度で言及されるので二度ビックリ。最近はエログにも手を出しており目が離せません(アフィリエイト的にも)。

OUT-1 FILMさま
私の気になってる映画や音楽について非常に濃密なレビューをアップしてくださるありがたい方です。しかも速い。この速さは重要だと思います。一度掲示板に書き込みをしてくださってすごくうれしかった。

ねる/ねる/ね/る/ねのyummuuさま
気になるサイトの管理人様が同世代なのはよくあることなのですが、この方の日記を読んでるととりわけニッチな同世代感を刺激されジーンときます。そんなこと言われてもご迷惑かもしれませんが。

みしりごしさま
とてもとても静かなサイトです。私が一方的に紹介させて頂きたかっただけですので、バトン云々は気になさらないでください。「野本三吉」(私にとって大事な方です)で検索して辿り着いたのが最初だったと思います。さかなを愛しているという一点でもうこちらは勝手に同胞気どりです(すみません)。アーニー・サイトにリンクして頂いたときはうれしかったです!

以上、ただただご紹介させて頂きたいがためのバトンでございました。Fancyさまの続・そんな菜っ葉知るか(バレエとコスメと修斗についての濃ゆい記事が混在する恐るべきサイトです)がプライベートモードになっててよかったです。でないと紹介したいサイトが6つという事態になってたので。

2005/06/15

佐藤真オールナイト

ちょっと時間たっちゃったけど、佐藤真と諏訪敦彦っていうわが人生における二大アイドルとすごした(といっても話聞いて、映画観ただけなんだが)「佐藤真オールナイト」第二夜、最高だった。なんといってもお題がマルグリット・デュラス! 自分にとっては一年分の映画体験に匹敵する一夜だった。時間と記憶をめぐる映画、というか映画そのもの。だってたとえば『H Story』の壮絶さ、あれ映画でしかありえないよ。『アガタ』も。デュラスは『ラ・マン』ぐらいしか知らなかったんでショック。眼に映るイメージと聴こえてくる声とが完全に切りはなされちゃってるんだけど、そのことでとんでもない記憶の器になってんの。すげえ。かつて石川忠司さんが書いてた「イメージ的にはスカした『女流作家』だが、なかなかどうして太棹の響き。ナイスなババア。若い頃はいい女」、いまならウンウンうなずいてしまうよ。

佐藤さんから重大なプロジェクトについて聞く。おまけに「ウメヤマくんもぜひ参加してください」と言われ、もうどうしていいわからなかった。なんせそれは長いこと自分が運命的に関わらざるをえないと思っていたテーマだったから。感謝と驚愕。

今週日曜日(19日)の稲川方人さんとのイベントも行く予定。

ibukiでもってあまりにも興奮しすぎてオールナイトから帰っても眠れず何をしてたかも思い出せないような状態が20時間くらい続き、案の定反動で二三日をつぶし、そしてそれらのしわ寄せがまとめて襲ってきてるいま現在、現実逃避中。

最近威吹鬼でてこねーのな。

2005/06/10

あらかじめ日記

アイデン&ティティのとこで「みうじゅん」って書いたら、みうらじゅんさん絡みの仕事キター! 似たようなことはこれまでも何回かあって、なんだここはあらかじめ日記ですか!?
もしそうなら某社に持ち込んだムック本企画も通りますよーに!

ippudo一風堂の赤丸ッフゥー!!
HGってじつは芸歴長いのでアドリブきくのがいいよね。

それにしても、ハッスルはこのタイミングでまたスコット・ホール(a.k.a.レイザー・ラモン)呼べばいいのに。(というこれもあらかじめ日記。)

2005/06/08

スピリッツの魂

いえーいCドライブがとんだぜ! すがすがしいぜー

というわけで、これまでの全メールと大量のエロブックマークがお逝きになりました。なんでサイト持ちやマイミクシィでない(もしくはミクシィ放置の)友人・知人の方々は一行メールでいいんで飛ばしてください。お願いしまっす。
なお、こんなこともあろうかと大事なデータ類は別ドライブに置いてたのでぜんぶ無事でした(期待にそえずスマン!)。

『シガテラ』最終回よかった! スピリッツの『20世紀少年』も終わりそうな雰囲気漂ってきたなー。それにしてもここの、
現在週刊誌としては最大の発行部数に達した『ビッグコミック・スピリッツ』は読んでない方には想像もつかないだろうが、実に「コア」な漫画雑誌である(私のところには、名越先生のご厚意で、毎週小学館から送られてくる)。
読者層がものすごく狭い幅で限定されてのである。
つまり、十八歳から二十四歳くらいまでの就活中、NEET、引きこもりなど、将来が決まらないでうじうじしている男性読者をメインターゲットにした雑誌なのである(そんな雑誌があるんですよ。驚くでしょ。
たしかに、ひきこもりが新しい種に目覚めたり(『オメガトライブ』)、フリーターが深夜のファミレスで延々だべってたり(『THE 3名様』、DVD化!)、キモメンが仮想現実の美少女にはまったり(『ルサンチマン』)、自殺志願者がバンド組んだり(『GO!GO!HEAVEN』)、40男が80年代バブルな青春を回顧してうじうじしたり(『東京エイティーズ』)、高校中退したNEETが昼間っから公園の砂場で城つくったり廃材ひろったり(『中退アフロ田中』)……。最近のスピリッツがやたら後ろ向きにアグレッシブなのはだれの目にも明らか。けど、
ともかく、この読者層の精神的な脆弱性が日本社会の「弱い環」であることは間違いない。
と、言いきられてしまうとなあ。漫画ゴラクを読んでるのはみんな肉体労働者だ、みたいな。だいたい内田先生は大事なことをひとつ忘れてるよ。あの最高にイルでラグジュアリーな超人気漫画のことを!!

精神的な脆弱性!?

2005/06/03

ディランはピエロか

DVDで『アイデン&ティティ』。あんな都合のいい天使みたいな女の子いないよ!ってツッコミは原作からのお約束として、問題はディラン! ノッポさんじゃないんだから。しかもピエロムーブだし、しゃべると合成音だし。むかし何かのインタビューでみうじゅんが言ってた「ディラン役はパンタさんしかいない。後ろ姿で出演してほしい」、でよかったんじゃないのか? (ちなみにパンタさんは映画冒頭のインタビューで登場)

8月に『ルート1』上映会があるみたい。クレイマーの作品ってそのほとんどがインディペンデントな環境でつくられたので権利関係が複雑で、DVD化はおろか上映するのもなかなか難しいらしい。ぜひこの機会に観ておくことをおすすめします。
※むかし『ルート1』について書いた拙文(ほんとにつたない) →
※ロバート・クレイマーについてはこちらにいくつか →

2005/06/02

『トレイシー・ローズ』 トレイシー・ローズ/野澤敦子訳

先週末オール2連荘で遊んだら、カラダきつ! なんでここ二三日は本読んだりゲームしたりまだ行ってないラーメン屋ためしてみたり。麺屋武蔵の支店、うまかった。

tracyrose友人Tさんより頂いた『トレイシー・ローズ 15歳の少女が、いかにして一夜のうちにポルノスターになったのか?』(いくつかねじ込んでおきましたー>Tさん)読了。トレイシーといえばここ日本でも最も名の知れた洋ピン女優だし、MTVアワードにガンズ・アンド・ローゼスのスラッシュと腕組んで登場したシーンなんかもけっこう印象に残ってるんだけど、そういうトレイシーにまつわるエトセトラってぜーんぶ引退したあとのことだったのね。というかトレイシーって未成年でポルノに出演してたんで、最後はFBIに保護されてんだ。そんな基本的なことも知らなかったよ。

やはりというか読ませどころは前半に集中。レイプ、性的虐待からドラッグ漬けのポルノ出演に至るまで、さすがにハードコア。
 これがポルノが私にしてくれたことだ。いままでの人生で感じた憤りをすべて解き放ってくれたのだ。そして、そのことは私に快感を与えてくれた。自由、平和、復讐、セックス、パワー。ついに私のエネルギーを注ぐ場所を見つけた。セックスシーンで、私は復讐に燃え、攻撃的でさえあった。完全に怒りを発散していた。たった十六歳で、私は性のテロリスト以外の何者でもなかった。
後半に描かれるポルノ出演の過去を背負いながら普通の(いわゆる「脱ぎ」のない)女優としてキャリアを積んでいく苦闘っぷりを読んでたら、むかし水曜ロードショーかなんかでやってた女刑事映画が、邦題に「トレイシー・ローズの」ってついてるにも関わらずあんまりエロくなかった理由がようやくわかった。日本じゃそういう「釣り」が通用しちゃうようなパブリックイメージだったもんなあ。