2005/03/18

頭んなかキャベツ

skylarkinさんと飲んだ!これとかこれを書いてくれたskylarkinさんと飲んだ!! すごくね? だって作品とよぶにもあやふやなぼくの映画を見も知らない人が偶然観て気に入ってくれて、感想を書いてくれて、それで今日その人と飲んだんだよ。こういうこと書いてしまうのは製作者としてひ弱すぎるのかもしれないけど、いいよ隠さないよ。嬉しかったんだよ! 太平洋に流したメッセージ入り小瓶のようなものをを拾ってくれた人たちがいてmikaihooくんとかskylarkinさんとか、たとえそれがこの世に数人だけだったとしても、こんな素晴らしいことはない(キッパリ)。

五反田団、一週間経っていまさらじわじわきてしまった。記憶(キャベツ)を取り出してしまった男と、頭の中の記憶(キャベツ)を青虫に食べられてしまう女がいて、けっきょく大事な記憶を食べつくされてしまった女は青虫そのものになってしまうというお話。それで最後は男が必死に自分のキャベツ(記憶)を剥いて女を見つけようとするところで終わるのね。いまごろになって身悶えするほどじーんときちゃった。三年殺し?
それにしても前田さん、公演のたびにゆってることだけど、「ひとがひとを想う気持ち」っていう言葉にしてしまえばベタなことを、こんなにもあけすけにぶつけ続けてくる人もそうはいないよ。あけすけっつっても、「おしっこ」だったり「寝させない」だったり「キャベツ」だったりするわけだけど。とにかく、「追悼的想起」というキーワードはまだ持ち出さない。書いちゃったけど、まだまだまだだ。

そんな頭んなかキャベツ状態のまま、明日の取材の準備をしてる。単行本の仕事で専門家に魚類のセックスについて聞きに行く。あいつら余裕で性転換とかするからね。で、いま『魚の世界』っていう科学本で予習してて、ホント専門用語だらけのクソ真面目な本なんだけど、一箇所だけ妙に筆が滑ってて笑った。魚が両生類に進化するくだりなんだけど、それまですげえハードコアな学術用語満載だったのに、なぜかいきなり寓話に! 「シーラカンスの母親が突然波打ち際から砂浜に上陸しました。子供は驚いて『お母さんなにしてんの?』と声をかけました」だって。なんだそりゃ。