2004/06/30

Songs Of Sakana ~いろんな場所に君をつれていきたい

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さかなのカバーアルバムを聴いてまず気づくのは、そのメロディーの美しさだ。ポコペンの独特な歌唱としばし別れて接するさかなの楽曲達のなんとも気高いことよ。どの曲においても、ルーツと革新、拘りと解放、「根をもつことと翼をもつこと」(真木悠介)がひとつのものとして響くのを聞くことができるだろう。相反する「根をもつことと翼をもつこと」がひとつとなるのは、さかながマリン系だからということだけではけしてない。ドン・ファンに倣うなら、「どこにいようと、音楽のおかげで生きていけるのさ」とでもなるだろう。そう、世界に中心などない。いろんな場所に君をつれていきたい。

宣伝文句にもある「一編の映画のサウンドトラックのよう」というのはまさにその通りなので、特にこの曲というのがあげづらいのは確か。それでもあえてあげるなら、オルゴールで鳴らしたmama!milkの「ROCKING CHAIR」が白眉かな。このカバーアルバムではやってないけど、「ROCKING CHAIR」は、朝日美穂がファーストアルバムでカバーしてたバージョンもよかった。その朝日美穂をfeaturingした「LONESOME COWBOY」、軽快さがアルバム全体にメリハリをつけてていい感じ。あとやっぱりフリーボはいいバンドだなあなどと再確認したり。(全曲ここで試聴できます)

さかな自身のニューアルバムもいよいよ8月の終わりか9月の頭に発売されることが固まったみたいで、これ聴いてると俄然盛りあがってくるなあ。

※追記
さかなのHPで読めるポコペンさんのコラムや西脇さんの日記がすごく好きです。